『わかったつもり』というのはわかった気になり、深く考えることもさらに知ろうとすることもしない状態のこと。
「みぞおち辺りにずきっとささった」(小6 創造:帰り道より)のみぞおちってどこ?と聞くと、
この辺りと手のひらで胸とも腹ともつかない辺りを撫でてくれました。
では、言葉で説明できるようになろう!ということで辞書で調べ、
『胸の骨のすぐ下にある少しくぼんだところ』と学びました。
親指でみぞおちを押せるようになりました。小さな『わかったつもり』脱出です。
1回目の通読後、『わかったつもり』になるのは
多くの人が陥る状態で、簡単な文章ほどそのままにしてしまうそうです。
お子さんも例外ではなく、自分の思ったストーリーに変化させていたりします。
この『わかったつもり』を脱出してもらうため、いろんな問いかけをして
2回目、3回目と読んでもらっています。
演習は、まだまだ先です。
出会ってから今日まで大変だったけど、とうとう受験生たちが旅立っていきました。
計算の達人だけでなく、たくさんのワークを片っ端からやりました。
苦手な科目もあの手この手で踏ん張りました。
思い残すことは一つもないです。
みんな力を出し切れますように。
説教になると登場するヨシダショウイン先生を
私の知り合いで、今もどこかで生活していると思っていた生徒さんのために
松陰先生の絵を飾っておきました。
松陰先生を手にとり、大きくうなずいていました。
音楽室みたいに歴史の偉人がズラリと並ぶ教室にしたいです。
いつか、作者の意図を文章にしてもらいたいと思っています。
それはとてもレベルが高いことですが、千里の道も一歩から。
今日は、『なまえつけてよ』の通読と場面の確認をしました。
場面にタイトルをつけた後、どんなことがどんな順序で起こったかを
まとめました。なかなか素敵なタイトルでした。